October 00
版:
全モジュール:
API に新規の変数−
EAT(N) =
要素属性 (Element
Attribute) −
が追加されました.
ミル,ルータ,レーズモジュール: 同様に
TAT(N) =ツール属性Tool
Attribute) が追加されました.
両方のアトリビュートは共に,(Path
Attribute) と同様の方法で使用できます.
全モジュール: AutoCAD 2000 からのDXF入力で,実線が破線として取り込まれる不具合を修正しました.
全スタンダード,アドバンスドモジュール: CAD|ユーザレイヤ に「ロック (Lock)」の欄が追加されました.もしレイヤがロックされると,そのレイヤに含まれる要素は表示されますが,それを選択することはできません.この機能は,多くの要素を一度に枠で囲んで選択して編集をするような場合に,例えば補助線として扱われている線など,表示はされていても除外したい要素がある時に使うと便利です.
作業空間を扱える全モジュール: 作業平面を有効にしている状態で,作業平面を持った3Dのファイルを読み込むと正しく読み込むことができない不具合を修正しました.ファイルは正しい位置に読み込まれ,アクティブな作業平面に関連付けられた向きに設定されます.挿入された3Dファイルのグローバル原点はアクティブな作業平面のローカル原点を基準に設定されます.挿入されるファイルの作業空間は削除されます.
3Dサーフェースを扱える全モジュール: ファセッティングが大幅に改善されました.これにより,クイックシェーディングが高速化されたばかりでなく,より重要な複雑な3Dモデルのサーフェース加工のパス作成が高速化されました.
August 00
版:
全モジュール:
DXFやDWGファイルから直線・円弧を読み込むときに「要素色」を取り込むことが可能になっています.この場合に,もし要素色が緑色に設定されていないと見分けがしにくくなることがあります.特に暗い青色に設定されていると,AlphaCAMで形状を「選択」したときの色と区別が付かなくなります.この場合は,編集|データ変更 でその要素を形状に変更でき,ユーザレイヤから標準の形状レイヤに変更でき,従って緑色にできます.
アドバンスドレイヤとアドバンスド5軸レーザ: ピアシング/穴あけ コマンドが新たに追加されました.これにより,「単一ヒット」のピアシング,または穴の内側回りを切断するか,もしくは渦巻き状にスクラップレス加工を行うカットホールが行えます.これらのオプションを固定サイクルで出力するために,新規のポスト変数($400−)が追加されました. 詳細は AlphaEDIT ヘルプ|トピック|ポスト変数 を参照ください.
全ミル/ルータモジュール: ファイル|環境設定|一般設定 に加工タブのページが追加されました.ここでは,デフォルトの加工の早送りレベル(Zレベル),早下降位置,切削幅を設定しておくことができます.作業を開始するときはこのデフォルト値が設定されていますが,値を変更すると,以降のダイアログボックスには変更した値が初期値として入ります.
同様に,加工|アプローチ/リトラクトに直線部と円弧部の接続を接線にするかどうかのチェックボックスが追加されました.もしこれをオフにした場合は,手動では直線部を任意の角度にでき,自動では円弧との接続が常に直角になります.この場合に円弧半径と直線部の長さを同じ値に設定すると,始点終点を円弧の中心にすることができます.
AlphaEDIT: ファイル|環境設定|ディスクユニット で DOS 8.3 か Windows 対応のロングネーム (256 文字) を選択することができます.
マイクロスクライブ: Alpha2000 JUN版から,3Dディジタイザ入力でサーフェースをスタイラスでなぞる(表面をくまなくこする)ことによって所定のピッチで断面のポリラインを描くことが可能になりました.
June
00 版
全ミル,ルータとレーズモジュール: 3D シミュレーション
が改善され,さらに アドバンスド 3D シミュレーション
と 3D サーフェース比較
(いずれの機能にも断面作成機能が含まれています)が有償オプションとして追加されました.この有償オプションは,新規ユーザには有償ですが,Alpha0196
から Alpha99
までのバージョンを購入されているお客様には無償で提供されます.
全ての
3D サーフェース加工: 無償のアドイン機能として Rhino インターフェース
が追加されました.IGESなどの中間データを経由せずに,直接
Rhino 3D CAD のファイルと相互にデータ変換をするものです.
アドバンスド
ミル, 3D 3軸 ミル と 3D 5軸 ミル:
サーフェース加工の機能と性能が大きく改善されました.以前の各種の不具合はほとんど解消されており,正しく加工することが可能になりました.
Z等高線荒加工
では,「閉じた等高線のできるZレベルのみを加工する」のチェックボックスは不要になり,サーフェースが閉じていなくても(等高線が完全に閉じなくても)加工パスを作成できます.新たに「素材の代わりに境界形状を試用する」というチェックボックスが追加されました.これにより,シミュレーションなどに使用する「素材外形」とは別に,加工の領域を制限する範囲を外形の形状で指定できる(以前は素材外形のみで指定していました)ようになりました.
3D
3軸 と 5軸 ミル と ルータ: サーフェース加工の 等高線仕上げ加工
が改善され,開いたサーフェースに対してもパスを作成できるようになり,さらに,アップカットとダウンカットを指定できるようになりました.もしサーフェースがでこぼこしていても,可能な限り指定された切削方向を守るようにパスを作成します.同様に,切削順序を,領域毎(他の領域に移動する前に,該当領域をできる限り加工する)か,レベル毎(加工物の全サーフェースの同じ高さレベルを同時に加工する)が指定できます.また加工する領域を境界線で指定することが可能になりました.境界線による加工領域の方向指定は,工具マークの設定に従います.
− ハード と ソフト境界hard_soft_bound を参照ください..
走査線と等高線加工においては,複数の境界線を扱え,また,工具マークの設定により島形状の領域も指定できるようになりました.
2種類の新しい仕上げ加工のタイプ
− 渦巻き加工と切り残し加工が追加されました.
渦巻き加工
では,スパイラルの外径と内径を指定し,内側(もしくは外側)から渦巻き状のパスを作成します.アップカット,ダウンカットの指定は,時計廻り/反時計回りで指定します.
切り残し加工
は,前加工で除去できなかったコーナの部分を検出して加工パスを作成します.指定する工具の径は前加工の工具径より小さくなければなりません.加工パターンのオプションには,隅に平行,隅に直角,自動判別(最良の選択です)とペンシル・トレーシングです.ペンシル加工の場合は,モデルのコーナやフィレット部に単一のパスのみを作成しますが,その他の方式では,切り残しを除去するために必要な数だけの複数のパスを発生します.
ポストプロセッサ用アトリビュート
Cut Along Spline or Polyline が追加されました.これはその他の 3D
サーフェース加工用のアトリビュートと同じように,パスの作成種類などのデータを認識するために使われます.
詳細は AlphaEDIT ヘルプ (ポストプロセッサの説明)
を参照ください.
April
00 版
AlphaVIEW:
これはフリーの単独で動くビュアで,ソフトウェア保護キー(ドングル)は不要です.AlphaEDIT
2000 に含まれている ファイル|図面ファイルプレビュー
に類似しており,AlphaCAM 2000
以降のバージョンで作成された図面ファイルを見ることができます.AlphaVIEW
を使うために AlphaCAM
をコンピュータにインストールする必要はありません.CD
から AlphaVIEW
フォルダをハードディスクに単にコピーしてください.ショート
ミル
と ルータ (全レベル): ユーザ定義工具にオフセット番号の登録が可能になりました.このオフセット番号を0のままにすると,従来と同様に工具番号(TN)がポスト変数のOFSにも適用され(即ち,もし工具番号が30なら,OFS
= TN = 30)となり,その工具を使用したときに,送り速度のダイアログボックス内に表示されます.同様に,ユーザ定義工具の固定送り速度と固定主軸回転速度が登録できるようになりました.この値は,工具リストにも表示されます.
同様に,加工時間の計算が大きく改善されました.かこ2年間に追加された加工機能の時間計算が,状況によっては不正確な場合がありました.
アドバンスド ミル:
このバージョンから 3D サーフェース加工 の内, Z
等高線荒加工 と サーフェース加工(仕上げ) の 走査線加工
のオプションが追加されました.まれに単純な3D部品の加工を行うユーザ向けに追加された機能です.
全てのモジュールの DWG入力
で,AutoCAD 2000
の図面が正しく読み込めるようになりました.
プレビュー用のEMFファイルを追加すると,ディスクの使用量が増大します.特に3Dサーフェースを含むファイルは大きいサイズになります.もしこれを望まない場合は,ファイル|環境設定|一般設定
の 既存の図面ファイルのプレビューを追加する
のチェックを外します.また,プレビュー削除 で,保存されているプレビューファイルを削除することによって,空きスペースを増やすことができます.後に,再度プレビューを追加したければ,いつでもプレビューを追加できます.
各
AlphaCAM
モジュールは対応するファイルのみをプレビュー変換します.
AlphaEDIT
はデフォルトではプレビューを表示しませんが,ファイル|プレビュー図面ファイル
コマンドが追加されています.ファイルを開く前に,プレビューを選択しておけば,AlphaCAMの図面ファイルをプレビューできます.AlphaEDIT
は全てのモジュールの図面ファイルをプレビューできますが,それを開けるわけではありません.また,プレビューの追加と削除はAlphaCAM
でのみ設定できます.
Mミル,ルータ と
レーズ(全モジュール): 3D
ソリッドシミュレーション は 3Dシミュレーション
に名前が変更されました.従来の LightWork 製エンジンから
100%
自社製のエンジンに切り換えられました.最終レンダリング表示は,LightWork
製ほどスムーズではありませんが,以前にできなかった複数の機能を備えています.シミュレーションの速度変更,一時停止,材料や切削面の色設定などの機能が含まれています.
時として,シミュレーションが遅くなったり,停止したり,さらにはクラッシュしてしまうことがあります.もしこの種の不具合が発生した場合は,グラフィックカードのドライバが古いことが考えられます.お使いのグラフィックカードのメーカのウェブサイトから,最新のドライバーをダウンロードしてください.現在ご使用になっているグラフィックカードの情報を知るには,コントロールパネルで画面オプションを選択し,ディスプレーの設定タブから「ディスプレーの種類」ボタンをクリックしてください
レーズ:
旋盤用の拡張ツールライブラリがCDで配布されています.もし,AlphaCAMを新規にインストールすると,新たな工具が
LICOMDAT \ Ttools.alp にインストールされます.また,LICOMDIR \
Ttools には,その図面とTurning Tool Library.pdf という名前のPDFファイルが含まれています.PDFファイルには工具の図面と,型式の説明などが含まれています.
工具型式の最初の4文字と角度を表す2文字はLicomのオリジナルですが,チップの表記はISOに準拠しています.Turning
Tool Library.pdf を読んだり,印刷したりするときは Acrobat Reader
をインストールする必要がありますが,これはAlphaCAMのCD-ROM中に含まれていますので,自由に使ってください.
レーザ と 3D 5軸 ミル:
新規のモジュール - Advanced 5-軸 レーザ –
がリリースされました.新しいコマンド 上下輪郭指定加工
はとても強力です.
ビームの角度は2つの異なる作業平面上の形状によって自動決定されます.
3D
5軸 ミル と ルータ:
三次元メニューに,新しいコマンド ローカル軸を水平にする
が追加されました.これは,作業平面を作った場合や,IGES
ファイルを取り込んだ場合などに,ローカルのXあるいはY軸が水平になっていない時に,そのどちらかを水平軸に合わせたい場合(たとえば機械のY軸は水平である)に,それを水平軸に取り直すことができます.これを使うと,適切な軸とそのツールパスを含んで,平面内のデータを変換します.新たなポスト変数
- $584 –
は対象機械ではどの軸を水平にするかを設定します.不適切な作業平面を変換した場合は警告が発せられます.
5軸ポストでTAX,
TAY と TAZ
を使った複雑な計算を回避する(もしくは,ゼロで割る計算を回避する)ために,新たな変数を作成しました.それらは:
TWA
= 工具ねじれ角 = Atan2(TAY,TAX)
TIA = 工具倒れ角 = Atan2((SQR(TAX**2+TAY**2),TAZ)
です.
Licom
Web Site (www.licom.com) に
ユーザフォーラム(英語)が開かれています.メインホームページでTechnical
ボタンをクリックしてください.
Alpha99の履歴はここをクリックしてください.
または
その他のヘルプを参照するには,ヘルプのトピックを再度選択してください.